平成30年 水戸市東部の一神社三寺院のしだれ桜


 今年は冬に寒い日が続き、3月になると暖かい日が多かったため、全国的に桜の開花は早いということで、昨日の3月24日は東京では平年より10日も早くソメイヨシノが満開になったということだった。
 水戸ではソメイヨシノはやっと開花したばかりだが、これも例年より10日くらい早い。しかしソメイヨシノより早く咲くしだれ桜が水戸市下市から大洗方面に向かって4ヶ所あり、それを3月25日に見に行くことにした。気温も最高18..6度まで上がって花見日和になった。
 水戸市の東部地区のしだれ桜は六地蔵寺が知られているがその手前に吉田神社、常照寺、宝蔵寺があり、それぞれしだれ桜の大木がある。道は判りにくい場所もあるが、ナビがあれば半日でゆっくり回れるコースである。




【吉田神社】
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 最初に行ったのは常陸三ノ宮の吉田神社である。この神社には境内に大きなしだれ桜があるが、咲く時期が早いわりに神社でも、水戸市でも特に宣伝もしないため知る人は少ない。昨年はソメイヨシノが咲くころ見に行ったがもう散ってしまっていた。

 今年こそはと思って早めに出掛けて、やっと満開の桜に出会えた。

 吉田神社参道の先にある隋神門をくぐると、正面の拝殿の向かって右側に素晴らしい満開のしだれ桜が咲いていた。しかし見ている人はほとんど居らず静かな雰囲気でゆっくり鑑賞できた。


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  しだれの先は地面に届きそうである。


 参詣に訪れる人は立派な桜に驚いている様子だった。社務所の女性は例年今頃咲くのだが見に来る人は少ないので、と話していた。

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【常照寺】                                     


 吉田神社から東南東に1kmほどの地点に常照寺がある。この寺は平安時代末期から吉田城が築かれたが、佐竹氏の出羽への移封の時廃城にされた。その後徳川光圀により城跡に臨済宗の常照寺が開基され、現在に至っている。
 寺の東側には常照寺池という小さな沼があり、最近は20羽ほどの白鳥が飛来してくる。

 入口から木々に覆われた長い石段を行くと山門があり、本堂と庫裏の前面にしだれ桜の古木が見られる。


 以前は4月の第1日曜日に、お茶の会が催されていたが最近はどうなっているだろうか?


 最近は樹勢が衰えてきたせいか、地面まで続く長いしだれの枝が見られたが、最近は二代目の若木の方が花の色つやも良く、近い将来には老木を追い越しそうである。

 

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【宝蔵寺】


  常照寺から東方に1.2kmのところに、真言宗の宝蔵寺がある。この寺には早咲きのしだれ桜の他に遅咲きの紅しだれ桜がある。




 

 今咲いているのは早咲きの方で、紅しだれはあと半月位先にならないと咲かない。ソメイヨシノはまだ咲き始めだった。
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【六地蔵寺】  
                       
 宝蔵寺から1kmほど東南東に行くと六地蔵寺である。この寺は水戸市の桜まつりでは4月1日からだが、今年はもう満開のところが多く、4月初めまでには、そのほとんどの桜が終わってしまいそうだ。

 六地蔵寺の桜は偕楽園、千波公園、桜山などとともに唯一しだれ桜の場所として、毎年選ばれて桜まつりの会場になっている。




 昨平成29年は久し振りに、灌仏会の4月8日に訪問し、甘茶を飲み満開の桜を愛でることが出来たが、今年は桜まつり前の3月中に満開になってしまいそうだ。


 今年の六地蔵寺は桜の保護のため、近くまで行けないように竹を組み合わせた通路を設け、桜を鑑賞する人は少し離れた場所から眺めるようになった。


  最近は親樹より子供の方が勢いが良くなってきた。交替も近いのかもしれない。




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