’14 上田千本桜観覧と塩田平逍遥 1  イバイチの
旅のつれづれ


  









     上田千本桜と塩田平逍遥
                   (平成26年4月16日〜4月17日)

       第1日  海野宿−信濃国分寺−上田城跡公園 
 
      第2日  塩田平(北向観音周辺−前山寺周辺)
         
                      (自家用車で)
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 今年(平成26年)4月16日から17日に掛けて長野県上田城跡の桜を見に行った。上田には以前「日本ロマンチック街道」巡りをしていた頃何回か訪れたが、桜の頃は初めてである。

1.海野宿、信濃国分寺

 住いのある茨城県水戸市からは、北関東道から上信越道を通るルートなので、混み合うことも無くのんびりとドライブが楽しめる。東部湯の丸ICで降りて海野宿に立ち寄ることにした。(写真は駐車券)

 海野宿は北国街道の宿場駅だったが、当時の建物が多く残り「重要伝統的建築物群保存地区」に認定されている。また「日本の道百選」に選定されている。ここの特徴は卯建(うだつ)という、建物の両側にある妻壁を屋根より高くしたり、軒を張り出して防火壁とした建物が多く、また海野格子と呼ばれる長短二本の格子の組合せ模様の美しさに特徴がある。(写真は卯建のある建物4景)

 道の中央にある用水路には清流が流れているが道路は舗装されて以前のゆったりとした面影が薄れているように思う。海野宿には数回訪れているが、最後に訪れたのは平成12年で、14年前になってしまった。以前は東部町だったが、合併により東御(とうみ)市という名になっている。  (写真は海野宿の中央部分、解説板、海野宿入口付近、海野宿手前にある白鳥神社と桜)






 海野宿の東側には千曲川が流れており、その堤防には桜並木が続いている。現在は8分から満開近い咲き具合だった。もう少し大木に育てば見事な桜並木になりそうである。(写真は千曲川堤防の桜並木4景)

 海野宿から国道18号線に出て信濃国分寺に向かう。この地は奈良時代に信濃国分寺、国分尼寺が置かれた場所で、現在の信濃国分寺とは国道を挟んだ場所にある。昔あった信濃国分寺は信濃国分寺跡として発掘調査が行われ、国の史跡に指定されている。史跡は信濃国分寺史跡公園として整備されており、主な遺跡は史跡公園内にある信濃国分寺資料館に保管展示されている。(写真は信濃国分寺資料館、現在の信濃国分寺仁王門)








 現在の信濃国分寺は旧信濃国分寺が平安時代に衰退した時に現在の場所に移転したものである。この寺には「八日堂」の別称があり、毎年1月7日・8日の縁日に蘇民将来符というドロヤナギ材を手彫りにした六角錐形の招福除災の護符を授けるというので大勢の参拝客でにぎわうそうである。(写真は現在の信濃国分寺、本堂、本堂の解説板、蘇民将来符サンプル---「上田市マルチメディア情報センター」のページから転載)

  境内には源頼朝が作ったとの伝承があるが、実際は室町時代に建立された三重塔があり、国の重要文化財に指定されている。
(写真は三重塔2景、解説板)

2.上田千本桜
                                       
 上田市には13時頃到着した。宿泊先のホテルに車を置き、ホテルの車で「上田城千本桜まつり」会場の上田城跡公園の二の丸橋まで送って貰った。桜まつりの期間は駐車場に入るまで時間がかかり大変だと聞いていて、ホテルから歩いて行くつもりだったので大助かりだった。(写真は二の丸橋手前の解説板、園内からの二の丸橋)

 
 上田城跡公園は真田氏の居城だった上田城跡を核とした公園で、本丸を囲む石垣の上に3つの櫓と東虎口楼門が復元されている。「虎口」 とは城の通路の出口という意味がある。本丸跡はコの字型にお堀が囲んでおり真田神社が置かれている。二の丸跡には山本鼎記念館や博物館、招魂社、陸上競技場、野球場などがある。本丸跡一帯と二の丸の一部には桜が沢山植えられており、上田城千本桜まつりの会場になっている。(写真は千本桜まつりのポスター、東虎口櫓門からの櫓門前広場)

 関ヶ原の戦いの時、上田城主の真田昌幸と次男の幸村が徳川秀忠軍3万8千人を僅か2千5百人で7日間、上田に釘付けにして秀忠軍は関ヶ原の決戦に間に合わず、家康の激怒を買った話はあまりにも有名である。








 城を囲む空濠の上に架かる二の丸橋から石垣の間を抜けていくと東虎口櫓門の前に出る。櫓門の向かって右手にある北櫓の前には大きな枝垂れ桜があり、そこをバックに記念撮影をする人が多い。門の左手にある南櫓の前には満開のソメイヨシノがあり、門を入った所のさくらと櫓の景観も素晴らしい。(写真は北櫓と桜3景、南櫓と桜2景)









 東虎口櫓門からまっ すぐ続く石畳は真田神社の参道になっているが、桜を見るには石垣に沿って右折して本丸への道を行く。本丸を過ぎると桜の花の間からお堀が見える場所が多くなる。(写真は石畳と東虎口櫓門、本丸からの北櫓、お堀と桜3景)


 お堀に沿って二の丸方面に行くと招魂社がありコヒガンザクラのピンクが目にしみる。ここのコヒガンザクラは高遠のサクラよりも赤みが強い気がする。お堀に映る桜を眺めながら更に進むと東虎口櫓門の前に出て一回りしたことになる。(写真は招魂社前のコヒガンザクラ2景、お堀と桜3景)


 ここの桜はソメイヨシノが大半だが、シダレザクラ、コヒガンザクラも要所にあって櫓門やお堀の水面と照り映えて画の様な風景を醸しだす。丁度ソメイヨシノ、コヒガンザクラは満開に近く、シダレザクラは散り始めていたがまだ花は多くあり、晴天に恵まれてゆっくりと桜見物を楽しんだ。(写真は櫓と桜の景観3景)

上田城跡公園と二の丸橋を挟んで上田市観光会館があるが、その隣に「蚕都(さんと)上田館」という建物がある。明治大正期には上田周辺では養蚕業が盛んで上田紬などがおられていた。「蚕都上田館」は最盛期の大正時代に建てられ市の文化財になっている。この「蚕都上田館」で桜まつりに合わせて吊るし飾りと人形展が開かれていた。(写真は蚕都上田館全景、同入口付近---「蚕都上田館だよりから転載」、吊るし飾り4景)


(以下次号)  

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