'17 「利尻島・礼文島 [11景] 夏の花物語(1) イバイチの
旅のつれづれ

 利尻島・礼文島 [11景] 夏の花物語
     (平成29年7月26日~7月28日)

 7月26日(水)
  第1日目 出発-羽田空港-利尻空港-
  ➀姫沼園地- ②オタトマリ沼-③南浜湿原-
  ④仙法志御崎公園-利尻温泉ホテル利尻 (泊)

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出発まで


 平成28年(2016)に利尻・礼文旅行を検討していたが、日程が合わず代わりにクラブツーリズムの「北海道さいはての絶景と食の競演 4日間」という羽田空港から10月5日出発のツアーに参加した。その時はもうこれが最後の遠距離ツアー旅行だと思っていたが、それから半年経ったころ、クラブツーリズムから利尻・礼文巡りの案内が届き、体調もまあまあだったので性懲りもなく申し込むことにした。

 今回の旅行は往復羽田空港から新千歳空港を経由して利尻空港にダイレクトイン、ダイレクトアウトというもので、7月中旬から8月上旬までに14日間の出発日がありその全出発日が出発保証だというので、このツアーの人気があるのが分かる。その中で日程の都合に合わせて7月26日(水)に出発し、28日(金)に帰着する便に申し込んだ、


 コースは羽田空港からB777-300という512名の乗客定員の全日空機で新千歳空港に飛び、B737-500という126名の乗客定員の全日空機に乗り換えて利尻空港まで飛ぶというもので、利尻島では見どころ11景のうち姫沼、南濱湿原の2景を礼文島では桃岩展望台ミニハイキングを花ガイド同行で探勝し、ガイディングレシーバーで列の最後までガイドの話が聞こえるように設定されているとのことである。なお11景は数字などを太字で示した場所である。

 天候は予定日の2日から3日前は良くなかったが、当日は晴れから曇りでまあまあのようだった。気温は17度から22度ぐらいのようなので長袖で腕まくりできるシャツとジャンパー、雨具上下を用意し、靴はキャラバンシューズの古いのがあったが履いてみると重いので、アシックスの「旅日和」という靴を購入して履いていった。


第1日目 出発-羽田空港-利尻空港- ➀姫沼園地- ②オタトマリ沼-
 ③南浜湿原- ④仙法志御崎公園-利尻温泉ホテル利尻 

 7月26日朝7:00、羽田行の日立電鉄高速バスに水戸大洗ICから乗車し出発する。料金は3500円でJR常磐線より安く、モノレールなどへの乗り換えもなくゆっくり座っていけるので便利なので利用することが多い、羽田の集合時間9:55に対し、9:25到着予定で、羽田空港出発は11:00の飛行機なので待ち時間もあり安心である。

 ところがこの日は様子が違い、途中で首都高速が渋滞で羽田着は11時過ぎになりそうだという連絡が入り、早く着くには八潮PAからつくばエクスプレス(TX)八潮駅に行き、秋葉原からJRで浜松町に行き、モノレールに乗り換えていった方が早いということになった。そして同じ日立電鉄の東京駅行き高速バスに矢田部東ICで乗り換えることが出来るというのでそのルートに変更することにした。本来の休憩場所は守谷SAなのだが、こんな時の緊急処置が決まっているらしい。

 ルートを変更して東京駅行のバスに乗り換え、三郷から首都高速に入ると途端に渋滞になり、三郷インターから10分以上掛って八潮PAに着く。東京には電車か空港までの高速バスしか使っていなかったのでTXの八潮駅があるのも知らなかった。一緒に降りた人の後について歩いて7~8分で八潮駅に着く。高速バスを降りるときに100円で秋葉原までの通常運賃470円の乗り継ぎ乗車券を購入できる。これは「レール&高速バスライド」という方式だそうである。

 とにかくこれで秋葉原まで行き、JR京浜線で浜松町まで行き、モノレールで羽田空港第2ターミナルに到着したのは10:15だった。直ぐ搭乗手続きをし、おにぎり弁当で遅い朝食を食べると直ぐ出発だった。
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  新千歳空港着は12:35で35分待ちの13:10に利尻空港に出発する。
 利尻空港着14:00で空港からは青空の下、利尻富士がくっきり見えた。空港待合室に添乗員が待っており、利尻島と礼文島のパンフレットを貰った。(写真は利尻空港に到着した乗客、到着便と利尻岳、快晴の利尻岳、空港入口付近)


 利尻島はほぼ円形の島で島の中央部に利尻富士ともいわれる日本最北の百名山である利尻岳(1721m)があり、その山すそは海岸まで続き、島のどこからでもその雄大な山容を眺められる。
 また礼文島から見ると海から聳えている様に見えるので海の名峰ともいわれる。海岸線の道路を通り、島を一周するは車で2時間半ほどだが、緯度が高いため、本州では2000m以上の高地でしか見られない高山植物が平地でも見られ、見どころも多くあるので、礼文島とともに花の浮島と呼ばれている。(写真は利尻島全景~ウイキペディアより)

 空港の外には宗谷バスとガイドが待っており直ぐ出発する。乗客は33名で運転手、添乗員とバスガイドを合わせて36人の乗員である。添乗員はこんなに利尻岳がはっきり見えるのは久し振りで、昨日までは見えない日が多かった。3日間山頂が見えない日も多いのだと言っていた。(写真は乗車する宗谷バス、バスガイドの挨拶))







 最初の観光地点は➀ 姫沼園地である。駐車場には女性の花ガイドが待っていた。バスの車中でガイディングレシーバーの機器が渡されイアホーンなどを取り付けてあったので、早速ガイドが話始める。姫沼に着く前の小径から花の説明があった。「キタノコギリソウ」「ナミキソウ」「ヨツバヒヨドリ」などである。(写真は姫沼園地入口、花ガイド、「キタノコギリソウ」、「ナミキソウ」、「ヨツバヒヨドリの花」)

 姫沼は周囲1キロほどのほぼ円形の)沼で、大正の初め、ヒメマスを養殖したため命名された。この沼から眺める利尻富士の眺めと風のない早朝に見られる逆さ富士の美しさが知られているそうだが、この日はそよ風が吹き、逆さ富士は見られなかったが、姫沼とその先にそびえる利尻岳の眺めは素晴らしかった。(写真は姫沼湖畔、姫沼と利尻岳)


 沼を一周する木道の散策路があり、花ガイドの案内で周囲の植物の説明を聞きながら20分ほどで一周する。ところどころ植物の名前を記した名札があり、花ガイドの説明を助けてくれる。
(写真は名札のある植物 「イワカガミ」、「ウメガサソウ」、「エゾスズラン」、「イチヤクソウ」、「シャクジョウソウ」の花)








 他にも「エゾゴマナ」「くるまゆり」「ツルアジサイ」「オニシモツケ」「ガマズミ」の赤い実、「さわふたぎ」の青い実、などの説明を受けた。

 花ガイドの説明する花の写真を撮るのが精いっぱいで、花の名前は後から図鑑を広げて記入したので、間違っているのもあるかもしれない。
(写真は「エゾゴマナ」「くるまゆり」「ツルアジサイ」「オニシモツケ」「ガマズミ」の実、「さわふたぎ」の実、)

  姫沼に行く道筋の高台に姫沼展望台という見晴らしの良い場所があり、沖合を豪華客船「飛鳥Ⅱ」が航行しているのが見えた。

(写真は姫沼展望台からの眺め)

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 次に向かったのは ② オタトマリ沼である。ここも沼の周囲を一周する木道の散策路があり、約40分で一周できるが今回は付近の散策だけで、散策路には行かなかった。この沼は「白い恋人」のパッケージになっているので有名である。オタトマリとはアイヌ語で「砂のある入江」のことで、近くにある三日月沼とともに沼浦湿原を構成している。(写真はオタトマリ沼の標示と利尻岳、利尻岳とオタトマリ沼、沼浦湿原の解説板、白い恋人のパッケージの一部)

 この沼は、姫沼が島の北側にあったのに対して島の南側に位置しているので、利尻岳の山容がだいぶ変わって見える。この沼は湖畔で小休止しただけで、近くの南浜湿原に向かった。

 ③ 南浜湿原では姫沼と同じ花ガイドが説明してくれた。入口を入ったところにあるメヌウショロ沼に利尻岳の逆さ富士が綺麗に映っていた。この湿原は高層湿原の「ミズゴケ」と低層湿原の「ミズバショウ」が同じように分布している貴重な場所だということである。(写真は南浜湿原入り口付近、湿原からの利尻岳、メヌウショロ沼に映る逆さ利尻富士)

 湿原巡りのうち全体の半分近くを占めるメヌウショロ沼のある一周0.4キロの木道遊歩道を行く。「サワギキョウ」がたくさん咲いていた。「モウセンゴケ」もあったが今の季節は他に目立った花は少なかった。

(写真は南浜湿原案内板、「サワギキョウ」「モウセンゴケ」)


 南浜湿原から車で5分ほど走ると
 ④ 仙法志御崎公園に着く。此処は島の最南端で利尻岳が噴火した時に海に流出した溶岩によって出来た独特な海岸の風景と、尻富士の風景がマッチし、島を代表する景勝地になっている。また生きたウニや昆布を間近で観察できる天然の自然磯観察場があり、その中にゴマフアザラシが2頭住んでいるのが見られる。100円でアザラシに餌付けができるそうである。(写真は仙法志御崎海岸の碑、海岸の岩場と利尻岳、利尻岳とアザラシの看板、2頭のアザラシ)

もう夕方の6時近くなり今日の観光は終わり、ここから島の西部にある本日の宿「利尻温泉町営ホテル利尻」に向かった。

 ホテルに到着したのはちょうど太陽が日本海に沈むところであり、屋上に上がって沈みゆく太陽を写し、今日一日の晴天を感謝し明日の好天を祈った。

今夜の食事は生うにの先付、サーモン、縞ぞい、ホタテ、甘えびの刺身、毛ガニ、そうめん昆布、ホッケの煮つけなど利尻、宗谷の海産物がたくさん出た。飲み物もちろん当地の「利尻」という冷酒である。(写真は海に沈む夕陽、食事献立、飲み物)

(以下次号)


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